お衣裳選びにご来店下さるお二人によくお伝えしていること。
それは
「ご新婦様はもちろん、ご新郎様にとっても
楽しいお衣裳選びの時間をお過ごしいただきたいんです」と。
よく「僕はわき役ですから」とか「新婦が喜んでいたらいいです」とか
控えめなお言葉をいただくこともありますが、ここではっきり申し上げておきます。
”新婦様は、自分だけでなく、新郎様も楽しむことを望んでいます”
”新郎様がご自身の素敵なところに自信を持って、佳き日を迎えて欲しいと思っています。”
なので、私たちは
ご新婦様がお衣裳を選ぶお時間と同じくらいご新郎様にも関わらせていただきたいと思い
2~3着なんとなく用意されたスーツの中から選んでいただくのではなく
ご自身のご体系、ご希望の形やイメージなどをヒヤリングしていくことからはじめていくのです。
そんな中、弊社で大変好評をいただいているのがセミオーダースーツ。
・スポーツをされていて既製品のサイズが合わない方にもお体に合った1着をご用意できること
・ご希望のディティールや仕様を組み込んで自分だけのスーツが出来上がること
・その後もご着用いただけること
から、沢山のご新郎様のお手伝いをさせていただいております。
よく聞かれるのは「結婚式に着ていいんですか?」という声。
おふたりがセレモニーを重んじ日本のセレモニーの文化にある、第一礼装を大切にしたいと
お考えでしたら、仕様をフォーマルにすることもできるんです。
しかし、フォーマルにお仕立てすることで、その後の着用シーンが限られてしまうことも
お伝えした上で、どんなスーツを持っていたらご新郎様にとってベストなのか?から逆算して
ご案内しています。
一番多いのは、結婚式が終わってからも着ることができるスーツ。
こんな様々なバリエーションで作れるなんてと驚かれる方も多いのです。
結婚式やフォトウェディングの際には、上記のお写真のおふたりのように
お得意分野のスタイリング力を生かして
挙式やパーティシーンに相応しく、お二人が並んだバランスも整うように
ベストやシャツのディティール、お小物をコーディネートしていきます。
結婚式後は、レギュラーシャツにネクタイ、ノーカラーやボタンダウンシャツなど
日頃のファッションを楽しむように、アイテムをプラスして長きに渡りご活用いただけるのも
魅力です。
時には和装にだってお二人らしくが叶ってしまう、オリジナリティ溢れる
セミオーダースーツのご用意が可能なんです。
続いて<オーダーの流れについて>
どんな風に形になっていくのか?についてですが
先ほどお伝えした通り、ご希望や着用シーン、ワードローブなどを確認させていただいた上で
➀専門のメンズスタッフがハンド採寸致します。
この段階で、スーツが完成するイメージがない方もご心配なく。
寸法や普段のお洋服の着こなし(心地よい所を確認)、ビジネス等の着用の有無もお伺いしながら
ジャケットやパンツの仕様をご提案していきます。
②仕様選び
スーツの種類は大きく分けると2つ。
ボタンの付き方に違いがあり
「シングル」は下記のようにボタンの並び方が1列で
お仕事やお持ちのスーツとして一般的に知られています。
「ダブル」は下記のようにボタンの並びが2列です。
ひと昔前の冠婚葬祭時に着用すると浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、
サイズ感をしっかりと合わせ、生地やボタンの選び方次第で、こんなにファッショナブルに
仕上がるイメージを膨らませていただけるのではないでしょうか?
また、襟(ラペル)や袖とフロントボタンの数、パンツの仕様を
スタッフがご案内しながら、1つ1つ決めていくプロセスが楽しみの1つです。
③生地&ボタン選び
ここからはご新婦様のサポートも大切です。
毎シーズンごと年2回リニューアルされる最高峰の生地(常時50種類)の中から
ご希望の生地をセレクトしていただきます。
ボタンの組み合わせによって、スーツの表情が全く別のものになるので
お悩みいただく方も沢山。
裏地はご自身の気分が上がるのを選んでくださいとアドバイスしています。笑
④fitting
オーダーいただいてから約1か月でファクトリーよりご納品されますので
届き次第ご試着いただき、ご着用感に不備がないか?立ったり、座ったりしながら
この後も末永くご愛用いただける1着になっているか?の確認を行います。
⑤コーディネート
シャツの形や色、スーツのお色に合わせたベストをコーディネートしていく時間も
いいものです。
大切なルールや決まり事、大切な方々への配慮も含め、ずっとブライダルに携わってきた
私たちだからこそお届けできる1着があること。
何より、おふたりでああだこうだいいながら、佳き日を浮かべて一緒に選ぶ「時間」こそが
かけがえのない思い出となること。
をこの場を通してお伝えしたいと思います。
セミオーダースーツのご相談、お問合せにつきましては
☟より賜ります。